夏は涼しくて冬は暖かい、
365日快適に暮らせる家を建てませんか?
このサイトでは、暖かい家をつくる方法や事例を、
高気密・高断熱の家づくりを行う
北海道のハウスメーカー「住研ハウス」監修のもとご紹介します。
夏は涼しくて冬は暖かい、
365日快適に暮らせる家を建てませんか?
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高気密・高断熱の家づくりを行う
北海道のハウスメーカー「住研ハウス」監修のもとご紹介します。
しっかり者のあつこと楽観的なだん、息子のほか郎の仲良し家族。「冬でも快適に過ごせる暖かい家」を建てるべく、情報収集中。
地元の気候と風土に合った最適なプランと、豊富な土地情報にて「夏涼しく冬暖かい家」を提供している地域密着型のハウスメーカー。快適な温度環境をつくり、建てた後も長く安心して住み続けられる家づくりを行っています。
部屋の中を見渡してみると、床、壁、天井、窓などに囲まれて私たちは生活しています。その中で、内の暖かな熱を一番逃がしているのが窓などの開口部。冬は58%※の熱が窓から逃げると言われています。部屋の熱は窓から多く逃げていくのに窓の断熱性能が壁や屋根などより劣っていると、暖房などで暖めていても「冬に暖かい部屋」は実現しないのです。
※参照元:一社)日本建材・住宅設備産業協会
(https://www.kensankyo.org/syoene/qanda/mado/a_9.html)
暖かい家をつくるには、断熱性能と気密性能の向上が不可欠。断熱性能が高ければ、室内の熱が逃げにくくなり、暖房効率が上がります。一方、気密性能を高めると、隙間風が防げて冷気の侵入を防ぎます。これにより、暖かさを保ちながらエネルギー消費も抑えられます。快適な住環境を実現するためには、断熱と気密の両方にしっかりと取り組むことが重要です。
夏涼しく冬暖かい家をつくる方法、あなたはどのくらい知っていますか?ぜひチャレンジしてみてください♪
今回は、暖かい家づくりの豊富な知識に限らず、2級建築士や増改築相談員・既存住宅現況検査技術者・BIS-M・外壁診断士など多数の資格を持つ、住研ハウス苫小牧本社の建築部長・伊藤修平さんに出題いただきます。
伊藤さん
基礎断熱工法を採用し、足元の冷えを感じにくく、冬場の光熱費を抑えられる家づくりを行っています。この工法はお風呂のお湯が冷めにくい、床面が冷たくならない、床下を収納空間として利用できるなど、メリットがたくさんあります。ほかにも暖かい家をつくるための豊富な性能を持っているハウスメーカーです。
Low-Eガラスは特殊な金属膜でコーティングされており、熱の放射を抑えます。トリプルガラスは三層のガラスとその間にある空気層やガス層で構成され、さらに熱の伝導を防ぎます。これにより、室内の暖かさを外に逃がさず、外の冷気も遮断できるため、エネルギー効率が高まり、暖房費の節約にもつながります。
アルミ樹脂複合サッシに比べて、オール樹脂サッシは全体が樹脂でできているため、熱伝導率が低く、熱を逃がしにくい特性があります。これにより、外気の冷たさが室内に伝わりにくく、室内の暖かさを保つことができます。また、結露も発生しにくいため、快適な室内環境を維持できるメリットがあります。
窓は壁に比べて断熱性能が低く、特に大きな窓は多くの熱を逃がします。小さめの窓は表面積が小さいため、熱の流出が少なくなり、室内の暖かさを保ちやすくなります。また、窓の数や大きさを適切に管理することで、エネルギー効率を高め、暖房費の節約にもつながります。
窓は壁に比べて断熱性能が低く、数が多いほど熱が逃げやすくなります。必要最低限の窓にすることで、室内の暖かさを保ちやすくなり、エネルギー効率も向上します。また、断熱性能の高い窓を適切に配置することで、快適な室内環境を維持しやすくなります。
伊藤さん
窓の中の空気層には、通常の空気よりも熱を伝えにくいアルゴンガスを使っています。これにより、窓の断熱性能が向上します。また、従来の窓よりもフレームを薄くし、ガラスの面積を約10%増やすことで、デザインや採光性を向上させながら、断熱性能も最高水準に保っています。
「ハイブリッドEX断熱工法」は、「充填断熱工法」と「外張断熱工法」の長所を組み合わせています。充填断熱は壁の内部に断熱材を入れる方法で、外張断熱は建物全体を外側から包む方法です。ハイブリッドEX断熱工法では、これらを併用することで断熱性能を最大限に引き出し、熱の損失を最小限に抑え、室内をより暖かく保つことができます。
伊藤さん
ハイブリッドEX断熱工法は、木部からの熱損失を抑え、室内の温度差を減らせます。外周壁の断熱性が高く、吹抜きでも快適な空間を保てます。
基礎全体を断熱材で包むことで、床下からの冷気の侵入を効果的に防げます。基礎断熱は床下全体を温度管理できるので、温度差による結露のリスクが減り、室内の暖かさをより効果的に保てます。
伊藤さん
従来の床下断熱工法では、外気を基礎換気口などから取り入れる自然換気なので、気温の下がる冬場は床下の温度が下がり床も冷たくなります。基礎断熱工法では床下の気密施工により、室内に近い温熱環境となるため、床暖房などを施さなくても自然な暖かさを実現。足元が暖かいと体感温度を高く感じられるので、省エネ効果も期待できます。
土間コンクリートスラブと布基礎を鉄筋で結びつけ、一体的にコンクリートを打設する「基礎スラブ一体工法」。通常の基礎よりも強固で、湧水や虫の侵入、基礎の破断リスクを低減します。高い強度に加え、気密性も上がります。
給気と排気の両方を機械で制御できるため、温度管理がしやすく熱交換機能を使って室内の熱を無駄にしないからです。片方が100%優れていると決めるのは難しいですが、「高断熱・高気密な家」を建てたいなら第一種換気がおすすめです。
伊藤さん
24時間計画換気は、2時間ごとに家中の空気を入れ替えるシステムです。有害物質を取り除き、結露を防ぎます。これにより、カビやダニの発生を抑え、ハウスダストアレルギーのリスクを軽減します。また、換気システムには95%の熱回収性能を持つ全熱型第1種換気方式があり、熱損失を大幅に削減します。コンクリートからの水分や空気がよどみやすい床下部分は、第3種方式の換気システムで24時間換気します。
住研ハウスの家は、暖気が逃げやすい窓・床・壁・換気に断熱性能・気密性能でぬかりなくアプローチ。暖かい家に仕上げるための性能や技術を惜しみなく注いでいます。2025年上旬には「UA値0.2以下」「断熱等級7」の家づくりに対応する予定とのこと(※2024年5月時点の情報です)。
家をしっかりと暖めるためには、住宅にあった暖房器具を選ぶことが大切。足元だけを暖めたいなら、床暖房やホットカーペットでも充分かもしれません。また、エアコンとカーペットを使用するなど、暖房機器を併用するのもおすすめです。
冬も快適な家を作るためには、日射をコントロールすることが重要。日射取得を意識する場合は、まず、季節によって異なる太陽の角度を考えます。それに合わせて窓の位置、窓の大きさ、庇の有無や長さなどを工夫することで、冬は日射取得、夏は日射を遮蔽することが可能です。
暖かい家は高い断熱性能を持ち、外気の影響を受けにくいため、冷暖房の使用頻度が減少します。その結果、エネルギー消費が抑えられ、光熱費が大幅に安くなります。年間を通じて快適な室内環境の維持も可能に。
暖かい家は断熱性が高く、室内外の温度差が少ないため、湿気が壁や窓に冷えて結露しにくくなります。これにより、カビの発生や建材の劣化が防げ、室内環境がより健康的で快適になります。
暖かい家を建てることで部屋ごとの温度差が少なくなると、家全体が均一に温かくなるため、どの部屋にいても快適に過ごせます。温度差が少ないことで結露が防げ、建物の耐久性も向上し、健康被害のリスクも減少します。
暖かい家は断熱材が多く使用されているため、遮音性が高くなります。これにより、外部からの騒音や、室内での音漏れが減少し、静かで快適な生活環境が実現します。プライバシーも保護されるため、安心して過ごせます。
暖かい家を建てることで、家全体の温度が均一になり、ヒートショックを防げます。特に冬場の寒暖差による急激な血圧変動を防ぎ、高齢者や心疾患を持つ方々の健康リスクを大幅に低減できます。
「夏に涼しく冬に暖かい家」を体験すべく、住研ハウスのモデルハウスに行ってみました♪今回は拓勇西町にある、くすみカラーをメインとしたナチュラルテイストの家をレポートします。